賛否が拮抗したということは「いい問題設定なのではないか」という見方と、「そもそも決められないことなので、サイコロを振った時と同じ結果になった」という見方の両方が可能であるように思う。
とはいえ大阪の外に住むものとしては、今回の結論について「大阪のことは大阪で決める」というのを「大阪は大阪以外のことを考えない」と読み替えることができるのだとすれば、そもそもそれが府市合わせの原因やろうという印象を禁じ得ない。
大都市はその都市の住民だけのものではない。というか、その都市の住民以外に開かれることによって、都市は成長できるので。